共通テストのリーディングの学習方法

センター試験から共通テストへと名前を変えた大学受験。しかし、名前が変わっただけではなく内容も変わっています。例えば、英語ならリスニングの配点が増え、その代わりリーディングの配点が少なくなりました。つまり、リーディングの比重が軽くなったのです。一般的にはセンター試験よりも簡単になったと言われていますが、しかし簡単になりすぎることで懸念されるのが内容が難しくなることです。

共通テストのリーディング対策として有効なのは、とにかく今まで以上に語彙力が必要とされるため、普段から単語を暗記しまくることです。リーディングが苦手だからとやみくもに読解問題を解きまくる人がいますが、これは慣れはしても上達はしない方法です。

リーディングは、今まで習ってきた英単語と英文法の集大成です。ですから、これが苦手なのであればまず英単語や英文法を強化していかなくては解けません。読み方を理解するという論理的な学習方法もありますが、それを本番でやっていては時間が圧倒的に足りないので、まずは土台固めからやっていくべきでしょう。

共通テスト用の教材もインターネットで簡単に購入できますが、いきなり読解を始めて点数が取れなければ自信をなくしてしまうリスクがあります。堅実に勉強をして点数を確実にアップさせていきたいタイプの人だとこの方法は大きなマイナスになってしまうので、レベルを落として自信をつけさせる方法の方が良い結果を生むでしょう。

単語帳は、スマホなどで音声が聞けるものをおすすめします。これで語彙力を高める時、音も同時に聞くことでリスニングの配点も同時に上げるのです。ちなみに、共通テストからはアクセント問題はなくなったのでここは安心してください。ただ、設問もすべて英語になったので、設問がわからないと答えようがないという怖いテストでもあります。そうならないためにも語彙力強化は必須です。

リーディングのための文法理解は、自分のレベルに合わせて一からやるのか、それともあらゆる文法がないまぜになった問題を解くのかを決めます。共通テストには文法を問う問題が単体で出されることもなくなりましたが、いづれにしてもリーディングでは文法力がないと解けないので教科せざるを得ません。

ということで、共通テストのリーディングの点数を上げたいなら、まずは読解よりも語彙力と文法力の強化をおすすめします。この土台がある程度出来上がったら、自然に読解力もついてくるはずです。

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