同志社国際学院国際部 英語と日本語、それぞれ半分ずつくらいの割合で展開!

Doshisha Internationalは、日本語訳にすると同志社国際学院国際部という言い方もします。ここのカリキュラムの特徴は、様々な教科が融合して作られるUOI(Unit of Inquiry ― 探究の単元)、そしてTIE(Time in English)と呼んでいる英語での授業の2本柱で成り立っていることです。探求心を高めることで子ども自らが疑問を持ち、それを解決していく能力を養います。また、英語でいくつかの教科内容を学び、すべての授業を英語と日本語、それぞれ半分ずつくらいの割合で展開していきます。

Doshisha Internationalは、開校より文部科学省の教育課程特例校の指定を受けていることも特徴です。特色のある英語教育プログラムを開発、実践し子どもたちの英語の力を伸ばすことを目指しています。

探究の単元 Unit of Inquiry ― UOI(J),UOI(E)―は、特に初等部で大切にされます。どのような内容なのか、公式サイトに載っていた部分を抜粋しておきます。

「一つのテーマに沿って、子どもたちがそれまでの知識や経験を活かしながら自分の身の回りの世界をより深く理解することをめざしています。国語や社会、理科といった従来の教科の枠を超えて融合させた年間六つのテーマを学んでいきます。このテーマはIBが定めているもので、それぞれのテーマはどの学年でも、またどの国でも共通です。Central Ideaという探究の最終目標を定め、そこに到達できるように探究の流れを導いていくのが教員の役割です。DIA初等部ではここに学習指導要領の内容をあてはめ、必要な知識や技能を身につけることができるように工夫してUnitを計画しています。」

Doshisha Internationalでは、探求に大切なのは本物との出会いだと述べています。つまり、現地へ行って自分の目で見てみること、耳で聞いてみること、それが本当に心の響くということです。校外学習の意義を大きくとらえているスクールであることがわかりますね。情報収集は図書館の他、コンピュータラボを使ったりします。専門家を学校に招いてインタビューを行うこともあるそうです。大人から科目として教えられることではなく、自分が抱いた疑問について自分なりの方法で調べるという過程も大事にしていることがわかります。そしてこの力は将来大人になってからでも大いに役立つことでしょう。

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