プログラミング学習で何が大切になってくるか、それは、「正確性」と「速さ」です。特に仕事を請け負った場合は、納期までになんとしても仕事を終えなければいけないので、これらのスキルは必須になるでしょう。よほど時間があり、報酬に見合わない時間を割いても良いというのなら別ですが、普通は短時間でより高単価な依頼をこなしていきたいはずです。
この時に大事なのは、いかに修正を少なく押さえるかという点です。修正依頼が何度もあると、その分時間を食ってしまうので報酬をもらえるのが遅くなります。また、どこか間違った時、その間違いを探すのにも時間がかかるため、できるだけ一発で相手に納得してもらえるようにしたいのです。
正確性を手に入れるためには、プログラミング学習の時にコードを間違って打ってしまわないよう、サイトがどのように変わるかを逐一チェックする癖をつけると良いでしょう。合っているという自信を持っていても、そのコードはひとつでも打ち間違えていると正しく表示されません。とにかくコードを書いたら確認、これを繰り返すのです。
速さを手に入れるためには、この正確性をある程度習得してから練習を積むに限ります。速くコードを書けるようになるのは慣れてきた証拠ですから、その慣れを実感できるまでは正確性の方を重視しておきましょう。
修正が少ない人は、何も特別なことをしているわけではありません。上記のように、毎回書いたコードがどうなっているかきちんとチェックし、それを繰り返して慣れていっただけです。すべき工程をおろそかにせず継続していけば、誰もが修正を最小限に抑えられるのですから、努力した分確実に良くなっていきます。
プログラミング学習をしている時に、きちんとコードを書いたら確認する作業を癖にしておくと、その後がとても楽になります。後で間違いに気付き、どこが違ったのかを振り返るのには時間がかかるので、こまめなチェックは必須とも言えます。
一度できたと思った成果物をクライアントに渡した後、修正依頼が来ると結構凹むものです。中には相手の要望にただそぐわなかったという主観的な問題もありますが、スキル不足による指摘があるとまだもう少し勉強が必要だったのかもしれません。
もちろん、クライアントとの相性もありますし、最初に提出した成果物で満足してくれる人もいるため一概にダメとは言えませんから、ここで自信をなくさず次の仕事を探しましょう!