Mikage International Kindergartenの公式サイトを見てみると、最初に目に飛び込んでくるのは「一流の日本人になれ！Be a Global Japanese!」という言葉です。なかなか一流の日本人というワードを聞かないため、かなり印象的なフレーズではないでしょうか。日本で当たり前に暮らしていると日本人であるという意識が薄れてしまうものですが、Mikage International Kindergartenでは日本人としてのアイデンティティを身につけ、世界中の人たちと友達になれる人材を育てることに注力しています。日本の子どもを欧米志向に育てることが目的ではないところに注目です。
英語教育に関しては、MIK 教育プログラム（MIK Educational Programs）というものを使用しています。これはMikage International Kindergartenの教育保育方針を実現させるためにぴったりのもので、7つの領域から年齢に応じたカリキュラムで国際社会で活躍できる力を身につけられます。その7つとは以下で、こちらは公式サイトから引用しました。
「ことば（日本語）
石井式漢字教育は、漢字を絵を見るのと同じように視覚的に理解していく学習法です。毎日使用する教材はリズム感のある美しい日本語で、自然に日本語の構造を会得していきます。
図書の充実も図り、絵本の貸し出しを行っています。
道 徳（論語など）
論語教室（4・5 歳児）
外部から専門家を招き、論語の素読をはじめ、和歌、短歌、詩などを通じて人としての情操を養います。また、姿勢を正しく集中力を高める立腰教育を行っています。
日本文化
日本古来の伝統文化（七夕、しめ縄づくり、餅つき、節分、ひな祭り・・・など) を園の行事を通して、それらの歴史や成り立ちについて学ぶことによって、日本人としての自我、素養を育てます。
数の感覚
カードやすごろくなどの遊びを通じて数の概念に触れ、具体的な体験から数への関心を高めます。
ものづくり
絵画造形教育（3・4・5歳児）
製作活動を通じて子どもたちの創造力、表現力、集中力、協調性などを育みます。外部講師を定期的に招き、様々な材料を用いて絵や工作などを行います。子どもたちの個性を大きくのばし、豊かな表現力を養います。
運 動
体育遊び教室（2・3・4・5 歳児）
子どもたちの指導に定評のある指導者を招き、体幹を鍛える基礎的運動力を身につけます。
音 楽
発達過程や季節に合った歌を歌ったり、鍵盤ハーモニカ、タンバリン、カスタネットなどの楽器に親しんだりして、音楽への関心を高めます。
リトミックのようなリズム遊びも取り入れ、楽しみながらリズム感を養います。 また、定期的に園内でコンサートを開いています。」
インターナショナルプリスクールではあっても、日本についてかなり多くのことを学べるところがMikage International Kindergartenの特徴でしょう。
