海外旅行に必要な英語表現は丸暗記ではダメ!?

日本人が英語を実践できる機会として多いのは海外旅行に行った時でしょう。トランジットが必要なら英語圏以外でも英語を使う機会があるかもしれませんし、ホテルやレストランで使う英語はぜひとも学んでおきたいものです。しかし、そこで使う表現は丸暗記では不十分です。

英語表現はいちいち文法まで理解して覚えるよりも、丸暗記した方が楽な場合もあります。にもかかわらず、それだけでは不十分というのは自分は言えても相手が言っていることが聞き取れない場合が非常に多いからです。

自分の言いたいことならスマホを使えば伝わるでしょう。しかし、相手が喋ったことは早口に聞こえ、覚えたはずのホテルやレストランでの表現に含まれてない単語が出てきたらパニックになってしまいます。

そこでスマホを指し出して筆談してもらっても、その人も暇ではないでしょうから、時間を取られることにイライラしてしまうことも。日本のサービス業はお客様を神様のように扱うと言いますが、海外ではイライラしたことなど、感情に表すのでサービスを受ける側からするとかなりプレッシャーになります。その分従業員とお客さんという垣根を超えて仲良くなれるパターンも多いのですけどね。

言えても聞き取れないという状況は、相手に申し訳ないという気持ちでいっぱいになることから、せっかくの海外旅行も気分が悪くなることがあります。自分の勉強不足によって相手を不快な気分にさせてしまったかもしれないという罪悪感。自分も焦ってしまって良い思いをできなかったという気持ち。これらを払しょくするには丸暗記では到底無理なのです。

外国人が多く泊まりに来るホテルなどなら従業員も心得ているでしょうけれど、日本人は世界でもかなり英語力が低いため、ある程度の英語の勉強は必須と思っておきましょう。身振り手振りで伝わることと、伝わらないことがあります。誤解を招くと金銭トラブルなどになったり、ぼったくりに遭ったりするので気を付けなければいけません。

英語が話せない外国人があまり来ないレストランやお店などでは余計にトラブルになりやすいので、楽しい海外旅行にしたいなら無難なツアーを選ぶか、早いうちから頑張って英会話を最低限のレベルまで持ち上げるか、どちらかの選択肢を選ぶことをおすすめします。英会話スクールに入会するなら、日常会話コースか、もっと詳細に別れているなら海外旅行に役立つコースを選択して短期間での上達を目指しましょう。

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