Picchio Montessori Schoolは、子どもたちの「やりたい」を応援する、モンテッソーリ教育に重きを置くプリスクールです。集中力・主体性・自立心はこどものやりたい気持ちを尊重すれば必ず身に付くとし、「考える力」「学ぶ力」が伸びるのは子どもが動く時と考えています。何より子どもの意欲を大切に教育が行われます。
Picchio Montessori Schoolはモンテッソーリ教育についてかなり詳しくホームページで解説しており、その重要性を親御さんに伝えようとしています。まずモンテッソーリ教育とは何かについて、以下の引用をご覧ください。
”100年以上支持されるモンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育は、乳幼児期の子どもを観察し、その成長に見合った環境を整えることから始まります。早期幼児英才教育として誤解されることもありますが、モンテッソーリ教育の本質は、「子どもが生まれ持つ自立への成長を助け、そのための環境を用意する」ことであり、知識を無理に詰め込む教育とは全く違います。乳幼児期の子どもたちには様々な「敏感期」が次々に現れます。「敏感期」とは、ある時期、ある事柄に子どもが特に敏感になり執着し、自ら吸収し成長していく自己教育能力が発揮される時期を言い、言語の敏感期、秩序の敏感期、感覚(五感)の敏感期、数の敏感期などが挙げられます。「今、何に興味を持っているのか」「何をしたいのに出来なくて困っているのか」「なぜそのような行動をするのか」などを、子どもの行動から読みとり、そこに現れる「敏感期」を理解することが大切です。「敏感期」の子どもは能力や知識をどんどん吸収していくので、親や教師は子どもをよく観察し、子どもと接しながら、適切な環境を用意することが必要です。”
他にも、モンテッソーリ教育を開発したマリア・モンテッソーリについての紹介があったり、モンテッソーリ教育の今について述べたり、モンテッソーリ教育の環境作りについて語っていたりするほど熱心です。
モンテッソーリ教育がよくわかるのは、その5分野の理解ではないでしょうか。モンテッソーリ教育の教育課程は以下の5つの分野で構成されています。
(1)日常の生活
着替え、掃除、食卓の準備・後片付、あいさつ・礼儀、植物や動物の世話、「切る」「折る」「縫う」などの日常生活に必要な行動の練習を行います。第2の脳と呼ばれる手や指先の運動の発達を促し、自信をつけ、自立心・独立心を育みます。使用される教具(用具)は子ども用サイズに作られた本物を使用します。
(2)感覚教育
子どもの感覚は6歳までに発達するとモンテッソーリは語っています。子どもの視覚・触覚・聴覚・嗅覚・味覚などの感覚機能を鋭敏にさせ、知覚と認知力の発達を促すことを目的とします。
(3)言語教育
「言語の敏感期」と呼ばれる言語発達の時期に、「話す」「書く」「読む」ことをそれぞれ学んでいきます。
(4)算数教育
モンテッソーリの算数教育の特徴は、具体的な経験をしながら、感覚的に「数」を理解することにあります。詰め込み式の算数教育とは全く異なる切り口の「数」を楽しむ学習スタイルです。
(5)文化教育
歴史・地理・生物・文化などが含まれます。生命の神秘や文化的な教育を多岐にわたり行い、世界の多様さを知り、様々な違いや人の生き方を理解し、グローバル社会で生きる子どもたちをサポートします。