家でプログラミングスキルが必要になる仕事を受注することは可能ですが、仕事を請け負えるだけの知識が得られたからといって、すぐに仕事をするのはできれば控えておきたいところです。なぜなら、仕事には納期があり、それまでに間に合わせるだけの技能がないとトラブルになるからです。
クライアントが求める仕事ができると思っても、その期限は必ず守れなければなりません。でないと相手からの信用を失い、二度と仕事がもらえなくなってしまいます。そうならないようにするには、まず納期までにスラスラとコードが書けるようになることや、仕事内容を見たらすぐにどうすれば良いかわかるようになる必要があります。
自信がついたので実際に仕事を請け負ってみたは良いけれど、途中でわからなくなってクライアントに迷惑をかけてしまったとなれば、それは苦い経験となる一種のトラウマとなります。早く稼げるようになりたい気持ちがあっても、焦りは禁物と覚えておきましょう。
また、自分のスキルが十分に向上すれば、コードを打つのが早くなり、正確に打てるようになりミスもなくなり、短い時間で仕事が完了するため報酬がとてもおいしいものになります。同じ仕事でも、プログラミングスキルが高くてすぐに終わるのと、時間がかかってしまい時給換算したらかなり報酬が低くなってしまうのでは、誰にとっても前者の方が良いはずです。
確かに実践することは非常に大切ですが、それは他人から仕事を請け負わなくても自分でアウトプット練習をすれば良いことです。もし、クライアントからの仕事には興味があるものの、自分にできるか不安であったり、納期までに間に合わせられるかわからないといった場合には、直接クライアントと交渉をしてみましょう。相手も、どんな相手かわからない人に依頼をするより、自分の状況を正直に伝えてくれる人の方が好感触に思います。
プログラマーになるには特別な資格が必要ないため、自分の力量を具体的に示すものが自分が作ったサイトくらいしかありません。それを見てもらい、十分ですよとクライアントからお墨付きをもらえたものにだけ手を出すようにすればこちらも安心して作業ができます。
ただ、本業が忙しくて副業のプログラミングの方に時間が割けないなど、時期によっては仕事を引き受けない方が良い時もあるのでここはよく考えておきましょう。できるだけ余裕がある時に請け負い、最初は休日などまとまった時間にやってしまうと良いです。
