独学でのプログラミング学習で挫折してしまう理由

プログラミングは独学ができないものではありません。しかし、その挫折率は50%を超えるなど、マスターできる人は2人に1人以下という計算になります。では、そもそもどうして独学だと挫折してしまいやすいのでしょうか。これを事前に知っておくことで対策ができ、独学の準備に役立ててもらえれば幸いです。

プログラミング学習で挫折してしまう理由の中で最も多いのは、「わからないことを聞けなかったから」です。わからないところをわからないまま放置しておくと、次のステップに行く時にまた同じ不明点に出くわして、それ以上進めなくなってしまうことがあります。これはプログラミング学習に限らずどんな勉強でもそうですよね。だから独学をする際にはわからないことを聞けるサイトを見つけておくなどの対策が欠かせません。

挫折する理由として上記と同じくらい多かったのは、「エラーを自分で解決できなかったから」というものです。これもすぐに聞ける人が周りにいれば解決できるものですが、独学なら難しいのは当然です。また、自分で解決ができないことにより、自信喪失につながってしまうのも挫折要因になりますね。このままで本当に最後までたどり着けるのだろうかという不安が生まれてしまう原因になります。

他には、意外にも「学習のゴールがわからなかったから」というものがあります。これは完全に失敗の典型例と言え、なぜプログラミングをしたいのか、プログラミングを使ってどんなことをするのかを決めていなかったことが原因でしょう。やみくもに、将来役立つからなどの理由だけで学習をし始めるとこのようになる場合があるので、やはり目標は事前にしっかりと設定して見据え続ける必要があります。

「独学をする環境が整っていなかったから」挫折したという意見もあります。これは上記の目標を事前に決めていなかったことと同様、自分で解決できる問題のひとつです。独学するには当然集中できる環境が必要ですし、それなりにサクサクと動いてくれるパソコンやWi-Fi環境も必要です。家に家族がいるなら生活音もするので、自分の部屋で耳栓をしながら学習するなどの工夫が必要だったでしょう。

あとは、「学習時間が取れなかったから」という理由もありました。これも、事前に自分がマスターしたいプログラミング言語にはどれくらいの時間がかかるのかを把握していなかったことが原因ですから、自己解決できたものです。皆さんはこれらを反面教師にして挫折しないようにしましょう。

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