早く英語習得ができそうな語学留学はしてはいけない?

よく、留学しているなら英語はペラペラだろうと言われますが、その留学には色々な種類があります。英語力を鍛えたいなら語学留学が有効ですが、しかし実はこれには大きなリスクがあることを今回はお伝えしていこうと思います。

たしかに、長期間語学留学をして本気で授業に向き合い、かつ自由時間はすべて自習に費やしたら英語力は付くでしょう。しかし、残念ながら10歳以上になってから語学留学をしても、1ヶ月程度では何の効果もありません。

理由は、音を聞いて英語を母語と同じように理解できる年齢を超えてしまっているからです。また、もうひとつの理由は日本人の英語力が低すぎて、たとえ学校でレベルの低いクラスに配属されても、結局は文法ができるだけなので先生や生徒の言っていることが何一つわからないからです。つまり、授業を受ける上で必須のリスニング力が絶望的に欠落しているということです。

ですから、頑張るぞとやる気満々で海外に行っても、周りの言っていることがわからなくて、「言葉の壁は心の壁」なんて言い心を病んでしまう人も・・・。結局、日本人が語学留学するなら日本で最低限のリスニング力とスピーキング力を鍛えていかなければならないのです。普通は現地で英語を学習するものですが、その学習における指示を英語で聞けるだけの能力すら、日本人は持っていないのです。世界基準ではそれは当然持っているスキルと考えられているので、語学学校でのレベルを高いと感じてしまいます。

語学留学に行ってしまえば、周りの環境はすべて英語だから自然と英語を覚えるというのは甘い考えです。もし行くのであれば、せめて先生が授業で何を言っているのかわかるくらいのリスニング力を日本で付けていかなければいけません。それさえも現地で習得できるかというと多くの場合そうではないので注意が必要です。

また、なまじっか文法力があるため、ペーパーテストで良い点を取ってしまい、上のクラスに入れられることもあります。これは日本人の特徴ですが、そうなるとますます授業はわからなくなるので、遠慮せずにクラスを下げて欲しいと打診するのも手です。とういことは、それを伝えるだけのスピーキング力もなければいけないということですが。

手っ取り早いように見えて挫折しがちな語学留学は日本人にとって諸刃の剣です。行くなら相当の準備をし、リスニング力とスピーキング力を鍛えてからにするよう肝に銘じましょう。

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