英語が得意な人の脳には2種類ある

帰国子女でもない、留学経験もない、日本生まれ日本育ちの人でも、英語が得意な人っていますよね。学校の成績が良いという意味ではなく、英会話がなんとなくできちゃう人です。実は、このような人の脳には2種類あることをご存知でしたか?どのような脳になれば日常英会話ができるのかを紐解いていきましょう。

まず一つ目は、感覚で英語を理解してしまえる地頭が良い、英語向きに生まれてきた脳です。この場合、日本で日本的な教育を受けたとしても、日本語を介さず英語は英語で理解できるので発話するのにかかる時間が少ないです。

また、単語もその意味を日本語訳で覚えず、イメージとして覚える傾向にあるので勉強しなくても自然と単語が身につくというメリットを持っています。英語が一つ得意になれば他の語学も同じようにクリアしていけるため、マルチリンガルになることも可能です。

もう一つの脳は、とにかく論理的にSVOCを理解し、それを努力でカバーした脳です。頭の良い人や理系に多く、英語は文型に分解して理解します。文の中でどのような単語にどのような修飾が行われているかを分析し、自分の言いたいこともそれを基準に考えます。

このような脳を持っている人からすると、語学をなんとなく、感覚で理解することはご法度となることも少なくなく、どうして理論で理解しようとしないのかと理解しがたいと思われがちです。

ですから、論理的に英語を理解する先生と、感覚的に英語を理解する先生では教え方がまったく違うことがあります。両者の違いは感覚的に英語を理解する人は論理的な理解のい仕方もできるけれど、論理的に英語を理解する人は感覚的には英語を理解できないという点です。よって感覚的な理解ができる脳を持っている人の方がメリットが大きいと言えます。

もし英語を学習し直すのなら、自分だったらどちらの脳になりそうか判断してみてください。理系なのか文系なのか、英語は日本語を介して理解しているのかそうではないのか、今までの傾向や性格で考えるとどちらかに偏っていることがわかるでしょう。

メリットが多い感覚派になれれば苦労はしませんが、これはもともと持っている能力であることが大きいので難しいでしょう。感覚では理解できないから、論理的な思考を用いて英語理解をすることが多くなると思います。となるとかなりの学習量が発生するので、英会話にせよリーディングやライティングにせよ、年単位での勉強を視野に入れることになります。

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