CANADIAN ACADEMYのエレメンタリースクールは、世界中の35の国籍から集まった3歳(幼稚園前)から11歳(5年生)までの270人が在籍しています。インターナショナルスクールというと日本人の子どもたちが英語を学びに通うイメージですが、CANADIAN ACADEMYはそうでないことがわかりますね。非常に国際的な施設なので、世界の縮図と言っても良いでしょう。
CANADIAN ACADEMYの信条はこちらです。
多様性を受け入れることにより、 豊かな人間性が育まれます。
この地球を守るのは、私たち一人一人の行動です。
思いやりのある行動から、社会への貢献が生まれます。
知識と創造力、情熱を持って向かえば、心に描く思いを実現できます。
奥深く学ぶには、批判的な目を持って、問いかけることが不可欠です。
自分の信じることを実行することによって、模範を示すことが大切です。
信頼は、互いを受け入れ、 尊重し合い、 率直にコミュニケーションすることにより築かれます。
試練を通して、人は学び、成長していきます。
生涯学習は、自己発見を促し、生きる意味を深めます。
急速に変化する世界で大成するには、柔軟性が大切です。
多様性を受け入れるというところは現代に通じるところがありますね。人間は、自分と異なるものを嫌う性質があります。だから差別が生まれ、いじめが生まれます。しかし、このような国際的な環境に身を置いていれば、自分と違う人たちがいることが当たり前になり、子どものうちから国際的な感覚を養うことが可能になります。人格形成にはとても良い影響を与えてくれるのではないでしょうか。実際、CANADIAN ACADEMYはグローバル規模の精神を育成できる場になることを目標に掲げています。
「戦略」については以下のように書かれています。
校内外で、自分達の体験を伝える
日本の中での国際的学習者としての経験を充実させる、有意義で、かつ、持続可能な地域そしてグローバル規模での協力関係を築く
健全な基礎知識と優れた伝統を基盤とした問いかけ、発想や可能性への創造力溢れる探求を可能とする状況や機会を与える
多岐にわたる生徒のニーズに対応できる柔軟性のある教育や学習を可能にする独創的で連携した空間や活動の場を与える
個人、又は、社会全体の幸福を支えるために人に共感し、他人を理解する心を育む性質を築き、手法やスキルを磨く
ここでも他人を理解する心を育むという記述が見られます。人に共感するという記述もあることから、国際色豊かな学校だからこそ教えられることと捉えられます。