Acorn International Preschoolは、楽しく学ぶこと、そして自然に触れることで人間形成を行うことを目的としたインターナショナルプリスクールです。
使う教材は、インターナショナルプリスクールとしては珍しい絵本です。他のスクールだと、海外で高い評価を受けた、英語圏の子どもたちが実際に使っているものを採用しているなどと謳うのですが、だからこそ絵本がメインの教材であることは大きな特徴になります。子どもたちに親しみがあるものだから熱中しやすく、そこから得る感情を大切にしてほしいとのことです。考える力を養い、そこから人格を形成していくのだと言います。
遊びはブロックや粘土と、一般的な幼稚園や保育園と同じです。しかしこの手先を動かす遊びは特に右脳を刺激し、想像力を豊かにしたり、創造性を養うことに向いています。一見遊びに見えても、幼児期にはそれがどれだけ大切か大人が理解する必要があるでしょう。他にも、砂場遊びでホッとできる場所を獲得したり、絵を描いてみたり、歌を使って語彙を増やして定着させるなど色々な遊びを取り入れています。
また、Acorn International Preschoolでは食育も行っています。アメリカの研究によると、野菜や果物を多く食べるとポジティブになれるという結果があるそうです。体内だけにとどまらず、メンタルにも良い影響を与えてくれるとあって野菜を多く提供してくれます。野菜ソムリエがランチを提供しているというところも特徴的ですね。
クラスは年齢別というところも多いのですが、Acorn International Preschoolでは2~5歳が縦割りされています。よって、年下の子が年上の子から学ぶことも多いですし、年上の子が年下の子にどのように教えれば良いかという学びを得ることもできます。男女が一緒に遊んだり、年齢が異なっても一緒にいたりと、このような差の垣根を超えて過ごすのは幼少期に大切なことです。
子どもの失敗すら大切にしてくれるAcorn International Preschoolでは、間違いも大切にしています。成功のみを褒めるだけでは失敗することを恐れる子どもになってしまう、失敗は悪いことだと思い挑戦する子どもでなくなってしまう、そんな思いが込められているのだと考えられます。特に日本人は失敗を恐れる傾向にあるので、ここの教育で素晴らしい子どもに育ってくれれば良いですね。