加藤学園幼稚園には、明確な「こども像」というものがあります。こうあってほしい、こうなってほしい、そんな願望を込めた言葉が公式サイトに連ねてありました。
「強 く
Dynamic and Balanced
健康な体力づくり・意志づくり
Development of physical and mental health.
明るく
Open-minded and Caring
豊かな情緒生活・明るい社会生活への参加と感性の芽生えを育む
Development of emotional health to create a foundation for cultural sensitivity and active participation in society.
賢 く
Knowledgeable and are Thinkers
創造性豊かな能力開発・知性を伸ばす
Development of intellectual curiosity and creativity.」
英語に強いスクールですが、こうして見ると英語に限らず子どもたちの人格形成をすることや、健全な魂と肉体を宿してほしいという思いが見えてきます。教育として英語を教えるのではなく、保育を充実させて上での英語であることを意識しているようです。
加藤学園幼稚園には、2つのコースがあります。1つはオープンプランコースOpen Plan Courseといって、幼児期に子どもたちが様々なことを経験できるようにカリキュラムが組まれています。感じて学べることをモットーにしており、子どもたちが自主的にやりたいと思う心を大切にします。それを達成できた時に褒めることで、自信を付けていきます。加藤学園幼稚園が特徴的なのは、クラスや学年の枠を飛び越えてオープンな縦割り活動を展開しているところです。同級生ばかりと触れ合うことでは培われない、あらゆる感覚を研ぎ澄ませることができます。
加藤学園幼稚園のもう1つのコースは英語イマージョンコースEnglish Immersion Courseといいます。こちらはコミュニケーションを英語で行うコースです。英語を学ぶコースではないことに注意しましょう。イマージョン教育とは、浸るという意味ですから英語に浸る日常生活を送ることで自然な英語を話せるようになる方法です。英語という言語だけでなく、世界の文化に触れることによって視野を広げます。日本語の力も付けることができるので、母語があやうくなるのではという心配はいりません。イマージョンプログラムでは、英語と日本語の保育室を交互に行き来し、保育時間の50％を英語の環境で過ごします。
