世界には革新的で、質の高い独自の教育理念に基づく私学校が数多く存在します。F.I.D.S. 福岡インターナショナル・デモクラティック・スクール学校理念は次の3校の特色・特徴・方針を手本に構築されています。それぞれの学校の良いところをじっくり検証し、ここ日本で生活する子どもたちがこれから足を踏み入れていく近未来に備えて「生きる力」を育む学びの環境を実現しています。しっかり、確実に「自分」を築くプロセスと、色々なことにチャレンジする好奇心&クリエイティブなマインドが育つ教育現場を目指します。スタッフは、その子が必要とするペースで、その子の気持ちや思いを限りなく尊重しつつ、的確なサポートを心がけています。過保護は厳禁、されど放任もダメで、一人一人を大切に見つめ、寄り添い、支えます。
今世紀に入り、デモクラティック/サドベリースクール、きのくに子どもの村、シュタイナー教育、フレネ教育、もりの幼稚園など、「子ども」の「生きる力」を育む学校が次々に生まれていますF.I.D.S. 福岡インターナショナル・デモクラティック・スクールもそんな学校のひとつです。
子どもが自らの経験を基に、周囲の環境への働きかけと相互作用を通じて、豊かな心情、意欲、態度を身につけ、身体的発達、情緒的発達、知的発達や社会性の発達など新たな能力を獲得していける学校環境を目指します。
産業化・工業化時代では3Rs=読み (Reading)、書き (Writing)、そろばん・計算 (Arithmetic) の習得が求められました。近代産業社会→情報化社会→ポスト情報化社会に突入した今、子ども達に求められるスキルが育つ教育環境を提供します。
◆ Curiosity 〔好奇心〕
◆ Creativity 〔クリエイティビティー〕
◆ Caring 〔思いやり〕
◆ Confidence 〔自信〕
◆ Communication skill 〔コミュニケーション力〕
◆ Critical thinking 〔分析・批評する力/思考力〕
◆ Collaboration 〔共同・協力〕
F.I.D.S. 福岡インターナショナル・デモクラティック・スクールでは学年分け、クラス分けはせず、異年齢の子ども達が一緒に過ごします。スクールの大人は「スタッフ」と呼ばれ、スタッフは子どもとの自然で対等な人間関係を築き、子どもの求めに応じて教えたり、学習のサポートや学校を存続・維持するために必要な仕事をしています。
子どももスタッフも等しく1票を持ち、校則、予算、学校行事など民主的な話し合い(スクールミーティング)によって決定します。子どももスタッフもスクールの大切な構成員の一人として、実際に学校運営に参加しながら、お互いに自由で尊重し合う人間関係を築くことを学びます。
固定のカリキュラム・時間割の枠に縛られた一斉授業方式ではなく、子どもが要望した時に、いつ、何を、どのように学ぶかスタッフと相談して授業を成立させたり、自主学習や子ども間の学び合いなど、自分に合ったスタイルで学習します。