プログラミング学習は一度始めたら休みは入れないべき?

社会人になってから独学でプログラミング学習をする人も多いですが、本業が忙しいとどうしても学習時間が取れず、結果として繁忙期はまったくといっていいほど勉強できなかったということもありえます。しかし、プログラミング学習をすると決めたならこのような「休学期間」は作らない方が良いです。

プログラミング学習は、前に習った基礎をベースにして次々に応用となるものを追加していきます。ですから、しばらくやっていないと応用どころか基礎を忘れてしまい、その時には覚えたことも期間を空けると復習から入らなければならなくなります。これではせっかく時間を割いたのに、また一からやり直しになってしまって非効率ですよね。

これは英語に似ています。英語は数学のように計算領域や図形、証明といったように時折分野が変わるようにはなっていません。英語だって言語なので、ベースがあってこそなのです。プログラミングもパソコン専用の言語ですから、一度基礎を忘れてしまったら基本的にはその先へ進めない仕様になっているのです。

とはいえ、忙しいのに頑張りすぎても支障があるので、ここはとても難しところ…。もし転職をしたいなどの希望がある場合は、今の仕事を辞めて、間をあけてそこで学習をするという手もあります。スキルを手に持たないまま仕事を辞めるのには勇気がいりますが、スキルアップする時間もないのであれば仕方なしでしょう。

ライフステージの変化、例えば出産があったなどの場合は、育児に時間を割かなければならないのでプログラミング学習などの継続が必要なものはもう少し落ち着いてから時期を見定めた方が良いと言えます。人生における大きな変化は、自覚していなくてもやはり相応のストレスやプレッシャーがかかっているので、身体に鞭打つ必要はありません。

少しでも余裕があるなら、仕事をしていても育児をしていても、スマホアプリなどでプログラミングに常に触れておく環境を作っておきましょう。がっつりとパソコンに向かっての学習はできなくても、思い返す作業を繰り返しておけば簡単に忘れることはありません。忙しい時期は徹底的に復習に周り、新たなことを覚える脳体力を使わないようにし、時間ができたら次のステップへ進むようにすると決めるのもアリですね。工夫次第で期間を空けずに学習ができます。

したいことがあるのに時間が足りないのはもどかしいことですが、無理して断行しても良い結果は得てして生まれないものです。

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