サニーサイドインターナショナルスクールは、岐阜県岐阜市にある日本第一号の国際バカロレア初等教育プログラム(PYP)認定校です。幼少部と小学部の2つから構成されており、小学校卒業まで英語の環境で過ごせます。「20年後の社会を生きる子ども達の為の教育」を志向し、新しい時代の教育に取り組んでいます。
幼少部について見てみると、英語専科の担当教員は全員教員資格を持っていることがわかりました。各学年にそれぞれ2名ずつ配属されているので、国際感覚を身につけることができます。また、学習面ではTHRASSアプローチというものを採用しています。これは、読む、格、話すを習得するためのメソッドの1つで、バランスよく3つの技能を学べます。こちらは英語を公用語とするイギリスやオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの学校で導入されています。
サニーサイドインターナショナルスクールでは、子どもたちが楽しいと思えることを第一に考えています。ですから、子どもたちそれぞれの個性にも着目します。先生と二人でおしゃべりするのが好きな子もいれば、ITを使って遊ぶことが好きな子もいます。何を楽しいと思い、何に興味を示すのかをしっかりと見極めてくれるのは個性を伸ばすためにも重要でしょう。学び方は1つではないことを理解し、それぞれの子どもたちに合った方法での学びを尊重しています。
英語をただ話せるようになるだけでなく、子どもたちは物事を想像的に考え、分析し、協働できることを重点においているのもサニーサイドインターナショナルスクールの特徴です。グループ内でどのように共同作業をするのか、課題に疑問を持って調べることができるか、情報に基づき選択ができるかなどを見てくれます。
英語は、アートやダンス、算数の時間にも使われます。中学校になると英語は1つの科目として扱われますが、サニーサイドインターナショナルスクールでは学ぶ言語が英語になっただけです。
幼児期には多くの学校がフォニックスという、音と綴りを結び付ける学習方法を採用しますが、サニーサイドインターナショナルスクールも同様にフォニックスを採用しています。英語の44の音がどのように機能するのかを教えてくれます。大人になってからだと発音が悪くなる人がかなり多いので、幼少期のうちに正しい発音を言えるようになるのは大きな財産になるでしょう。これからの時代は、カタカナ英語で英語を教える教師がいなくなるかもしれません。